閻魔コオロギ…
北京に行って直ぐに、虫売りのオジサンの生徒になったら、閻魔コオロギをくれた。
申し訳ないので、ヒョウタンだけは買ったンですけど。
割りにイイのを安くしてくれた。
なかなか啼かなかった、閻魔コオロギ。
固体差で他に敵(同種のオス)がいないと全く啼かないのもいるんだとか。
夜に餌をやり朝起きたらヒョウタンの中を掃除してやって、コオロギ類は湿度が必要、少し霧吹きで温めの"お茶"をふいてやる。
ヒョウタンの底には二cmほどの土がひいてあるンで、そこにお茶を噴いてヒョウタンの中に湿度を与える。
…と、イイってんでやってました。
閻魔コオロギを入れて飼う容器、ヒョウタンはおなじみ。
銅で出来ているのは、"拉子(ラーズ)"。清朝の終わり頃からでて来たンだそうです、胸ポケットに入れやすいような形になってます。
銅は熱伝道がイイので懐にいれるにはうってつけなんだそう、オマケにガラス窓があるんで中の様子も楽しめる…出始めは、ガラスを使ってあることからさぞかし高価で新鮮だったことでしょ。
画像の拉子は、真ん中で分かれていていて二匹入れられるようになってます。