好事家、チャン・チンホイ -3ページ目

長らく…

ながらく休んでおりました…先月に初"真女形"の大役をはたしまして、とにかく大きな役立ったので…小屋は小さいのですが、芝居が大きい《覇王別姫》。


追い込まれましてスッカリ書き込む余裕を失ってまして、終わった後もひきづりまして、ご無沙汰いたしました。


また再開させていただきます、どうぞご贔屓によろしくお願い申し上げます。


チャン・チンホイ

和式…

ベットはあまり好きじゃありません。

腰が悪い訳じゃないけど、沈む感じに違和感で寝付けません。
地方営業でホテルとかっていうと落ち着かない、全然寝れない事が多い。


旅館の布団がイイ…でも旅館は高いからたかがアタシなんかにゃ無理無理。

まぁ日帰りの仕事ばっかですけど…。

硬ぇ~ベットは平気です。

貧乏性なンだねぇーきっと…。
布団でイイよぉ、アタクシ。

掃除…

昨日から本格的に仕事場の事務所、掃除片付けを始めたンですよ。

力仕事が出来るのがアタイともう一人の先輩同僚。

うんまぁ~情けないコト本当に。

二人揃ってハウスダストアレルギーな訳でね、両鼻にティッシュを突っ込んで…

「そっち持って」

「いくよ、一、二の三!!」

うんまぁ~37歳の分別盛りが二人も揃って両鼻に突っ込んで。
…流石に途中でオイラでけ外しましたよ。

腕は磨く…

オレよぉ!ホーミーをねぇ、完璧に出来るようになったンだよぉ!!
イエェ~イィ!!

「オッカサン、どうだよぉオレのホーミー!!」

ビヨーョ~

「それがナニよぉ?」

他人のテンション下げやがる。

あぁ…

急に思い出した話。

一時期は鼻の下だけにヒゲを生やしてました。

メガネも丸いロイドだったンです、ズーッと同じくロイド眼鏡。
しかも、フランキー堺氏と同じ型のヤツで、ロットナンバーが連番ってンだからコレまたオイラにとっちゃ…もうとっくに壊れてますけど記念にとってあります。

で、ロイド眼鏡でヒゲの時…。

外人(特に欧米人)が人の顔を見てニコニコされる事が本当に多かった。
友人の紹介で初対面の外人には爆笑された…。
訳が解らずニコニコしてた、当時はそんなにスグに噛み付かない性格だった、大人しいモンさ。

度々ませば、イライラもしてくる。

「やい、なぜ笑う!!」

と、日本語のできる奴に訊いた…似てるという。

「グルーチョに似てんだよ(笑)!!」


guru-tyo   自分

絵心…

コアラ

どう思う…この絵。

ここ、最近…

あぁ…季節の変わり目。

始まった、鼻炎。

鼻から息が吸えない鼻水がたれる、止まらない。
鼻をかんでもかんでも止まらない。

かんだからといって、楽になる訳じゃない。
永遠に鼻をかんでる、ずっとかんでる。

夜になるとひどくなる、夜深まれば深まるほど、どうしようもない。

…あぁ~助けておくれ。
耐え切れずに鼻スプレーを噴霧。

今度は呼吸器官が乾燥して…どうしても、どうやってもダメ。

全然ダメ…。

疲れたぁ、集中力がない。

趣味…の一つ

秋は散歩。


夏でも散歩イイんだけど、暑いでしょ。


まぁ~歩くのが好きなんで、独りでもとにかく歩く。

歩きながらチョコチョコと覗いたり、探検したり、発見したり。 何かを探しに行くときもある。


歩いていると、今まで気が付かなかったコトや、新しい場所を歩くときにチョットしたモノモノを見かけたり、発見したりする。


古いビルとかには不思議なモンがくっついていたりする。

二階から下の非常階段が切れてたりとか…そっから下がなんで無いのかかってに遊ぶ…


「昔は、こっから下は海だったのかなぁ、こっからス~と…」


…バカバカしい遊び。


涼しく空高い秋には散歩がイイ、名月を眺めながらの散歩もイイ。

駄弁りながら、散歩してください。

喜劇女優…

喜劇女優・・・女性コメディアン。
なんつってもアタクシが大好きなのが、"若水ヤエ子"師。


o



千葉の船橋生まれのクセして、カン高い声、インチキなヅーヅー東北弁・・・
        「なんたもねぇ~○○してチョンだいょ!」
             ・・・と、丁々発止と脇役を幾つも務めた名喜劇女優。

名前を記憶に留めてる人も少ないと思うけど、見れば「あぁ~この人!!」ってなオバサン。

柳家金語楼師と一緒に『おトラさん』に出演し、隣の家政婦"おヤエ"さんを熱演しその後、日活で一本立ち。
主演映画『おヤエさんシリーズ』を確立1959年だけで五、六本制作してる。

『おヤエの女中の大将』が第一作、二作目のタイトルが・・・
『おヤエのもぐり医者』・・・どんなセンスかうかがえる。

勿論、ビデオにもVTRにもなってない。
スンゲェ~観てぇけどいまだ夢が叶っていない・・・。

その姿は多くの映画に脇役でチョコチョコっと観れるだけ、実に勿体無い。
もっとヤエ子師にスポットを当てて欲しいなぁ~。

好きな芸…

浪曲(浪花節)が好きです。
語り芸の中で・・・一番好きです。


一番好きなのは、広沢虎造師、広沢菊春師、寿々木米若師、相模太郎師。


虎造師・・・節はそんなに難しくも複雑でもありません、やはり啖呵(語りの部分)がなんと言っても誰よりも聴き応えがあります。


米若師・・・節、なんと言っても節です。声がいいです、昔の浪曲師ですからダミ声、の割にはそのキーの高さ、節の複雑差は聴き惚れます本当に素晴らしい。んでも、啖呵はぁ~正直コケます(苦笑)。


太郎師・・・ケレンも得意とした方。とにかく面白い浪曲はこの方に限る。節も複雑でもなく真似しやすい。啖呵も粗忽者を演じるとピカ壱です。

日本の語り芸、特に節モノは同じく真似て語れるのが一番の楽しみ。
聴いて楽しく、真似てなお楽しい・・・でも本格的にやるには素人には真似できないチョットしたテクがある。
プロと素人の差なんだと思います。

一番好きな師が、広沢菊春師・・・関西の方です。


菊春師


"広沢"と言うと"虎造=江戸前"と思われますが、"広沢(ひろざわ)"姓はもともと関西の姓です。
虎造師は、関西で修行を積み関東に帰って来た方です。


"広沢(ひろサわ)"は関東読み、でも本来関西では"広沢(ひろザわ)"と読みます。


・・・で、菊春師ですが。
もともとは東京で喜劇俳優をなされた方ですが、関西に戻り父に指示し浪曲師になって東京に戻られました。
関西人の割りに、江戸前が好きで着物の着付けからなにから江戸前になされていたそうです。
読み物も、江戸落語を浪曲に書き換え口演なさっていました。


非常に"粋"な芸です・・・いまいち知名度はありませんが、最高です。
声は正直言って悪声(ダミ声とはまた違って意味で)ですが節も啖呵も誰にも負けない師です。
ただ、聴いて楽しいのですが、真似できる浪曲の部類ではないです。

以前、アタクシも浪曲師に弟子入りをし名前までいただき、志したのですが・・・失礼してしまいました。
浅草で紋付袴で唸っていましたが・・・長く続いている芸は京劇です。
日本人のくせに日本の芸能はダメの様です・・・。