閻魔コオロギ…
北京に行って直ぐに、虫売りのオジサンの生徒になったら、閻魔コオロギをくれた。
申し訳ないので、ヒョウタンだけは買ったンですけど。
割りにイイのを安くしてくれた。
なかなか啼かなかった、閻魔コオロギ。
固体差で他に敵(同種のオス)がいないと全く啼かないのもいるんだとか。
夜に餌をやり朝起きたらヒョウタンの中を掃除してやって、コオロギ類は湿度が必要、少し霧吹きで温めの"お茶"をふいてやる。
ヒョウタンの底には二cmほどの土がひいてあるンで、そこにお茶を噴いてヒョウタンの中に湿度を与える。
…と、イイってんでやってました。
閻魔コオロギを入れて飼う容器、ヒョウタンはおなじみ。
銅で出来ているのは、"拉子(ラーズ)"。清朝の終わり頃からでて来たンだそうです、胸ポケットに入れやすいような形になってます。
銅は熱伝道がイイので懐にいれるにはうってつけなんだそう、オマケにガラス窓があるんで中の様子も楽しめる…出始めは、ガラスを使ってあることからさぞかし高価で新鮮だったことでしょ。
画像の拉子は、真ん中で分かれていていて二匹入れられるようになってます。
虫の話し…虫登場
さて、三月のこと北京に着いてから直ぐに飼った虫です。
でも、何度も言うように飼い出しときには、もう春なんでそろそろ冬虫(冬に飼う虫)の時期は終わりなんだそうです。
半月もすれば暖かくなるからです、冬の寒い時期に虫の声を楽しむのが粋なんだってこと。
虫は結局は一年中います、人工繁殖の後は六月の頭からボチボチと野生虫が出てくる、晩秋にはまた人工繁殖…生物をそんなに人間の都合でとぉ…。
硬いことはまぁ、その、抜きにして。
北京に着いてから暫くは、京劇の師匠の家に泊まっておりました。
まずは何はともわれ、行ってきました、留学先の学校に行くより先に行ってきました、虫売り場。
ヒョウタンと一緒に虫、綺麗な緑の虫でした。
日本語の名前は分からないです教えてください。
とある人の話では、日本にはいない種だとのコト、「ジャジャジャジャジャ」と啼きます、本当にキリギリスを小さくした感じの虫です、体だけだと3㌢くらいです。
当時は、まだ脱皮したばかりで長くは啼きませんがこの後に五月まで活きました、昼夜関係なく啼きまくってました。
最初はヤッパ、キリギリスを飼いたかったンすけど…キリギリスはカッコいい!!…でも、体が大きいから啼き声も大きい。
同室者もいるんで邪魔になると申し訳ないので、最初はやっぱ、小さいのを飼いました。
虫の話が…
さて…コチラのブログを二次元から三次元にしてみよう、という企画があがりました。
という提案から横浜中華街にあります『チャイナスター』で、チョット前から、また今回の四ヶ月間の留学でアタクシが集めた情報、画像、飼育グッズを直に観て、触って、聞いて、楽しんで、いただきましょうと言う企画。
フリートーク形式で楽しんでいただきます。
お子様にもピッタリのこの企画
どうぞお盆休みをご利用いただきましてお越しくださいませ。
http://www.chinastar.ne.jp/4.html
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市場の様子…
市場の様子です、今度は外の様子も一緒にどうぞ。
市場の中は合法的にブーズを月締めで屋賃を払って借りています、しかし外は所謂ブラック、かってに布や何かを地面にひいて物品を並べ販売しています。
…いろいろあります、虫も売ってますし鳥も売っています、ソレ等に付随するグッズ売る人、骨董を売る人、数珠等を売る人、クルミを売る人…このクルミは手の中で転がす健康グッズ…人によっては売っている物を自分で造って売っている人もいます。
鳥を売る人も大勢います。
市場の中では鳥インフルエンザの影響で売ってはいけないことになっています、場外はブラックですので関係ありません、いろんな鳥が売られています。
保安員が群れをなして見回りに来るときがあります、すると鳥売りに人々はサーッと逃げていきます。
…が、様子を見ながらコソコソ戻ってきます。
どんな理由だか解りませんが大量にもらったストッキング等を売ってる人もいます。
地元の人、地方から出てきて売ってる人、土日には大賑わいになります。
市場の中で商いをする人によると、外は殆どニセモノだって言ってます。
上記の画像は四月頃の画像です、時期によって表に並ぶ売りやも変わります。
さて、市場の中ですが…。
四月頃には発泡シチロール箱に沢山の同種の虫が入れられてます、ココのなかからお客が、自分が気に入った、イイ声で啼くであろう虫を、好きに選び出す訳です。
箱の上にはセロハンテープが貼ってあり箱から脱走できないようになっています。テープに足がかかると滑って出られないって按排です。
キリギリスはなぜが特別扱いで、ほとんどがプラスチック容器にいれられ小分けで売られてます。
どうやら肉食なキリギリスは共食いをするので一匹づつに分けられているそうです。
プラスチック容器も本来は高価な値段の時期(真冬には100元以上する虫もいる)にこのプラケースごと渡す一種の梱包容器なんだそうでが、ケースだけ欲しい人もいるんで売ってるんだそうです。
まずは趣味から…
少しずつ纏まりだしたので始めさせていただきます。
なんと言っても、まずは虫…中国式虫の飼い方。
市場の様子から紹介します。
アタクシが渡航したのは三月の初めなので、その辺りからの様子から…。
北京の西側に位置します、地下鉄駅の○成門の側、二環路沿いにあります。
一番多いのは魚類です、熱帯魚、金魚、日本の錦鯉もいます。
その他、仔猫屋、チンチラウサギ専門店、爬虫類。
篆刻屋、翡翠屋、仏具店などもあります。
大きな展示場の様に小さいブース別れてます。
さて、虫売り場は一箇所に集まってます。四軒ほどならんで虫の声が響いてます。
虫と一緒にその周りで必要なグッズも売っています、虫よりも容器のが多い…。
「虫は一時、容器は一生」
と、いう言葉もあるくらいですから。
正直、虫(生体)よりも容器、グッズのが多いです。
アタクシの行った三月は本当に中途半端な時期で、冬に楽しむ虫の時期は既に終わりに近く、夏の虫を楽しむには早すぎます。
ただ、その分生体の値段はかなり安くなってました。
冬に楽しむキリギリス、旧正月・春節頃にはよく啼く虫だと500元(約7,500円)もします。
それが三月にないると、とたんに5元よく啼いても10元(約150円)と、値が下がります…なんなんだべぇ?
これからは北京にいる間、心を癒してくれた虫たちにまつわるレポートを書いていこうと思います。
帰って来ました!
先日の六日に中国は北京にあります、中国戯曲学校より戻って参りました。
勉強もキチンと、趣味もキッチリとやってまいりました。
少しずつまとめて書いて参りますのでお楽しみにどうぞぉ!!
まずは、帰国のあいさつをさせていただきました。
チャン・チンホイ
冷たい・・・
でも、胃に残ってしょうがない蕎麦って消化にイイはずなのに残るンすよ。
五時・六時になっても残ってるンだわさ・・・。
きっと、胃を冷やすなって事なんだと思うンだぁ。
もう外気が寒い時はねぇ冷たい物喰っちゃダメだオラァ!!